投資初心者(嫁)に送る投資の知識

株式投資初心者のための買い方や銘柄の探し方をご紹介します。嫁が分からないことをどんどん追記していき、最終的には嫁とテスタ様を結婚させることを目標としています。

my株の使い方

決算結果を自分で確認するのがめんどくさい!

そんな時に役立つのが以下のサイトになります。

my株 | 「国内株式」を便利に分析するサイト (kabumap.com)

まずは銘柄検索の部分に自分が気になっている会社の証券コードトヨタ自動車なら7203)または会社名を入れて検索します。

このような画面が出てくる(PCサイトとスマホサイトで表示は異なる)ので、速報のタブをクリックします。

そうすると画面下部のように各決算速報ごとの良し悪しが天気予報マークで表示されます。

この天気予報マークが晴れであれば、継続保有してもよい(新規購入してもよい)

曇りマークになったらそろそろ売り時といった判断に使用することができます。

株式投資初心者に送る、株の買い方売り方初め方

投資家デビューをされたばかりの方・検討中の方、こんにちわ!

初めての株式投資何をすればいいかわからない、とりあえず口座を開設して入金してみたもののどこの会社の株を買おうか悩んでいませんか?

私見ではありますが、そうした悩みに対する答えを以下の記事に記載いたしましたのでよければお読みください!

投資初心者お悩み解決コンテンツ

投資をするための準備

投資を始めるのに必要なお金ってどれくらい?

預金の半分以下かつ100万円以上のお金が理想的だと思います。

日本株は購入するときは基本的には1単元(100株)からしか買うことができません。

つまり株価×100円の資金が必要となります。

日本の売買可能な上場株式:約3800社の内株価が1万円を超えるのは約50社なので、100万円あればほとんどの株を買うことができます。

一方でなくなってはいけないお金を投資に使うわけにはいかないので、少なくとも200万程度は預金がある状態から株式投資は始めるべきだと思います。

証券会社ってなに?どこがいいの?

証券会社とは株式の売買によって利益を生み出している会社になります。

株式市場において投資家が株を買ったり売ったりするときにその取引の間に立ってくれる存在になります。

例えて言うならヤフオクやメルカリみたいなものです。

フリマで「ヤフオク」が「メルカリ」に勝てない理由、戦略の決定的な違いとは? 【連載】成功企業の「ビジネス針路」|ビジネス+IT (sbbit.jp)

個人的におすすめのネット証券としては、楽天証券SBI証券松井証券は口座を持っておくとよいかと思います。

株式ってどうやったら買えるの?

窓口での購入とネットでの購入が可能です。

昨今はほとんどの取引がネット証券を通じて行われているためスマホ一つあれば株を買うことが可能です。

自分のネットバンキングから証券口座に現金を入金し、ネット証券のスマホ、PCアプリを使って入金した現金と株式を交換することで株を買うことができます。

投資先会社の見つけ方

どうやって投資対象の会社を見つければいいの?

目的によって探し方は大きく2種類あります。

1.長期投資として配当金を受け取ったり、株主優待(インカムゲイン)をもらいたいのであれば高配当株、優待株を探す必要があります。

2.中短期投資として株式の売却益(キャピタルゲイン)を受け取りたい場合は、市場内での評価が低くかつやがて上がっていくと自分が思える銘柄を探す必要があります。

市場内での評価を把握するためにはファンダメンタル分析、株価に上げ幅があるか/下げ幅はどれくらいかを把握するためにはテクニカル分析といった分析の結果を用いて株価の先行きを見通していく必要があります。

買ってはいけない?疑義注記銘柄

会社四季報を見ていると解説部分に「継続前提に疑義注記」と記載のある会社があります。(トレードツール内の四季報情報からも確認することができます)

こうした記載のある会社はお金をうまく稼げていない、いわゆる赤字企業です。

株価が上昇するためには会社の事業収益の増加がマストであるため、こうした記載のある銘柄は買わない(見ない)ことが無難です。

※ただし事業収益の悪化要因が明確でその要因がなくなることが明確かつ株価が安値の場合はキャピタルゲインを得る絶好の機会となります。

決算短信ってどうやって読めばいいの・・・・?(決算短信の読み方)

巷の本を読んでいても決算書に書いてあることの説明ばかりで、結局どうやって読めばいいのか分からないですよね。

以下に買ってもいい株を判断するための基準を簡単に記載しておきます。

赤枠:成長実績になります。去年の同時期(下段)と比較し、売り上げと利益が増えているかを確認しましょう。たくさんモノ・サービスが売れていれば売り上げは上がりますし、たくさん高く売れる・投資収益等があると営業利益が上がります。今回の例で行くと85,195→81,391と減少してきているため、株価は上がりにくいと想定されます。

緑枠:収益性(いわゆるROE)になります。基本的には10%を超えていることが投資の前提条件となります。

紫枠:売上のうちどれだけ利益につながっているかを表します。同じ量(売上)しか売れてなくとも利益を多くとれている企業のほうが優秀なので上昇していっているのが理想です。

青枠:安全性になります。営業キャッシュフローがプラスであること、増加傾向であるとよいと判断します。

黄枠:成長予想になります。基本は赤枠の数値よりも高くなっている企業が投資対象としては良いです。

上記決算短信を見る限り大きな上振れも下振れもないので株価は軟調に推移していくと考えられるため、テクニカル指標を用いてエントリーすれば大きく負けることはないと判断することができます。

そんなのいちいち見てらんないよという奥様におすすめのサイトを以下に張っておきます。天気予報マークで決算の良し悪しを判断してくれているので、これだけを見て曇り、晴れ以外の銘柄を避けるのもありです。

 

pen3.hatenablog.com

株の買い方

成り行き?指値?いろんな注文の仕方

株式を買うための注文方法はたくさんあります。それぞれ注文方法とどういうときに使うものなのかを見ていきましょう

成行注文:今すぐ買いたい人が使う注文方式です。売りたい人の中で1番安く注文を出している方から株を買うことができます。1日の出来高が1万株を下回るような株では思いもよらぬ高値で買ってしまうことがあるので注意しましょう。

指値注文:決めた金額で買いたい人が使う注文方式です。株価が下がってきたときに購入することができます。1日の出来高がそれほどない銘柄を買い集めていきたいときに使うとよいです。

指値注文:決めた金額を超えたときに買いたい人が使う注文です。のちに説明するブレイクアウト購入戦略やロスカット設定に使用します。

指値付き通常:指値注文と逆指値注文のハイブリッドになります。短期の取引において利確ポイントとロスカットポイントを明確に決めている場合に使用する注文になります。基本的には買うときに使用することはないです。

スナイプ注文:気配値が表示されるまで注文が板に表示されない注文となります。スプレッドが大きく開いている銘柄で少しずつ買い集めたいときに使用します。

アイスバーグ注文:売買が活発でない銘柄で大量に株を仕入れたいときに使用します。

リンク注文:関連銘柄や同業他社を同時に買い集めるときに使用します。

下三つの注文方式に関しては初心者のうちは使用することはないと思いますが、板と歩み値を見ていると使用している人がいる(=誰かが買い集めている)ことがわかるかと思います。

たったこれだけ!?株式を買うタイミング

株式を買うタイミングには大きく分けて順張りと逆張りの2つが存在します。

初心者がやりがちなミスとして株価が下がっているときに買って(逆張り)さらに下がっていくというケースが多いです。

様々な銘柄のチャートを見ていただければわかると思いますが、株価はある程度の期間で細かな上下動をしながら上がるか下がるかを行っていきます。

よって自分が買った瞬間にいきなり下がるのをやめて上がっていくなんて妄想はすてたほうがよいです。

つまり、株を買うタイミングは株価が上がり始めてから購入するというのがまずはリスクの低い購入方法になります。

とはいえ上がり始めてからっていつよ?と奥様は思われることでしょう。

ここで一つ紹介させていただく手法がグランビルの法則になります。

グランビルの法則とは|テクニカル分析の基礎知識|iFinance

これを75日移動平均線を基準点として使用していきます。

画像の青い線が75日移動平均線となります。表示方法はそれぞれのトレードツールによって違うので調べてみてください。

青い線をローソク足が突破した翌日(赤丸)に購入します。続いて青い線に接触して上がり始めた日(黄丸)に購入します。今回は到達しませんでしたが、最後に再度下げてきた日(緑丸)に購入します。

株の買うタイミングはこれだけです。

リスクとリターンを意識しよう!

上記ケースの上位足を確認してみましょう

150円近辺での出来高(赤丸)が上昇し下げ止まり、再度150円に到達(赤直線)した際に出来高(青丸)が上昇しており、150円あたりで買っている人が多いことがわかります。

一方でそれより下(青直線)には上場来到達したことがないため、わざわざ売りたい人も少ないと想定できます。

一方で上の値段に関しては400円付近で一度株価が下げ止まっており、そこ(緑直線)で購入している人がいることが想定されます。

リスクを150円→100円(-50円)、リターンを150円→400円(+250円)と考えるとリスクとリターンの比率が1:5となることがわかるかと思います。

キャピタルゲインでの収益を目指すのであれば、リスクとリターンの比率が1:3以上になるように購入すれば、3回損切しても1回利確できれば元を取ることができます。

よってリスクとリターンを想定して買っておくことが負けない投資への近道になります。

株の売り方

リターンとして想定した株価まで推移したとき、またはリスクラインまで到達したときに売ることになります。そこまで到達したことを確認したら、ローソク足出来高、オシレータ指標を確認して売るタイミングを計ります。

代表で今回はローソク足出来高に関して説明しておきます。

ローソク足には酒田五法と呼ばれる型があり、トンカチ、トンボ、十字架などローソクの形に応じて様々な呼び名が付いています。

その呼び名を覚えることに意味はないので知らなければならない3つにしぼって、ローソク足の説明を記載します。

左から坊主、下ひげ、上ひげと呼ばれています。

坊主:一日中買われ続けた、売られ続けたことを表します。翌日もよっぽど今日と同じ動きをするだろうと想定することができます。

下ひげ:一度大きく売られたが、その分買われたことを表します。翌日は売りは減り買われる可能性が高いと想定することができます。

上ひげ:一度大きく買われたが、その分売られたことを表します。翌日は買いは減り売られる可能性が高いと想定することができます。

坊主は順張りタイミング、ひげは逆張りタイミングと覚えておきましょう。

株価は基本的に前日の動きを引き継いで動いていくので、坊主が出た翌日に逆張りエントリーをしてしまうとあっという間に負けてしまうので注意しましょう。

また、ローソク足には騙しというものがあるので上記ローソク足を見つけた際には直近出来高を確認し、騙しでないことを確認しましょう。(直近出来高の2倍以上の出来高が付いていることが望ましい)

※便宜上、一日中と表現していますが、足の表示によって期間の長さは変わります。例:週足=一週間、月足=一か月