投資初心者(嫁)に送る投資の知識

株式投資初心者のための買い方や銘柄の探し方をご紹介します。嫁が分からないことをどんどん追記していき、最終的には嫁とテスタ様を結婚させることを目標としています。

長期銘柄の選び方

長期投資に関しては複雑なことを考える必要はないと思います。

自分が好きな会社、半沢直樹で言うところのラブレターを送りたくなるような会社に投資をするのが良いと思います。

例えば自分の好きな経営者(イーロン・マスクみたいな)が経営している会社だとか、自分の好きな製品、商品を販売している会社だとか、夢を感じる展望(不老不死みたいな)を持った会社だとか

とにかく自分がいいと思う会社を選ぶのが良いかと思います。

お金は欲しいけど、各会社が何やってるかなんて興味がないよ。ということであれば、指数連動型のETFや高配当株を買えばよいかと思います。(ETFは投資ではないが)

 

また、自分が好きなセクターと関連企業を買うというのも一つの手になります。

例えばお酒を飲むのが好きな方はお酒を販売している会社、居酒屋銘柄、おつまみを作っている会社など

ゲームが好きな方はゲーム会社、ソフト開発会社、人材派遣会社、攻略サイト運営企業なとなど

 

スイングトレード銘柄の選び方

スイングトレードの選び方は大きく分けて2つ目はあります。

1つ目は材料/思惑での銘柄選定

2つ目はテクニカル分析に基づく銘柄選定です。

1つ目の材料/思惑に関しては、良い決算が出そうであったり、一部の会社を後押しするような政策が発表されたなどの状況が該当します。

コロナ化においては、半導体不足によって新車が作れないかつパーソナルスペース確保のため車の需要は増えている=中古車が人気になるといった連想ゲームが思惑による銘柄選定になります。

日常の暮らしの中で気付きがある場合もありますし、経済新聞を読んでいて気付くこともあるので、日頃から経済情報に対する感度を高めておかないと銘柄選定は難しいかなと思いますが、コロナのように材料が長期化した場合はそのまま中長期トレードに持ち越せるといったメリットもあります。

2つ目のテクニカル分析に関しては以前のブログでお伝えしたグランビルの法則であったり出来高に着目するといった手法が有効です。

ここでは出来高ダイバージェンスをお伝えしようと思います。


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このように株価が下落しているけれども出来高が増えている状態を出来高ダイバージェンスと言います。

世の中一般的に人気のない商品は買い手がつかず値段が下がっていくものであり、株式においてもそれは同じです。

株式において買い手がつかないというのは出来高の減少を意味しますが、上のチャートでは出来高が増加しています。

これはお得商品だと判断して買い集めている人がいる状態になります。

お得商品を買った人がわざわざそれより安い値段で売ることは無いですから、株価は上がっていくだろうと想定することができます。

この場合のエントリータイミングは出来高が落ち着いた後に陽線が発生した日になります。

デイトレード銘柄の選び方

今回はデイトレ銘柄の選別方法をいくつか紹介いたします。

以前のブログでデイトレにおいては出来高が重要であると話しましたが、出来高の他にも重要な要素が値幅になります。

まずは市場が始まる前に、前日のランキングを見て値上がり/値下がり率が高い銘柄を見ます

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前日比率±4%以上の銘柄を選定すると良いです。

その中で朝一の出来高が前日出来高と同等または高い銘柄をデイトレ対象とすると値幅が取りやすく、損切りもしやすいのでおすすめです。

ボラティリティが高いのでリスクリターンを考えて利確損切りラインを事前に決めておきましょう。

また松井証券をお使いの方であればデイトレ向きの銘柄を選んでくれるので、その機能を活用するのも良いです。
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画面下部の市況をタップし、上部のリボンからランキングをタップし、ランキングの下にあるドロップダウンリストから変動率×売買を選択すると上記画面が出てきます。

 

よくツイッター等で仕手株が下げてから私は元々長期目線だったなどとのたまう輩がいますが、株価は出来高を伴わずに上がることはないので、いずれの方法で銘柄を選定した場合も出来高が減ってきた場合は逃げることをお忘れなきよう、ご注意ください!

 

「テクニカル」トレンドライン

奥様はトレンドラインという言葉をご存じでしょうか。

トレンドラインが機能する理由を心理学と歴史から徹底解説 (hyouban-toushi.com)

最もベーシックなテクニカル分析がこのトレンドラインになります。

よくツイッター等で株のチャートに線を引いてる人を見ることはないでしょうか

この右肩上がりの白い線のことをトレンドラインといいます。

株価が下げ止まる傾向(トレンド)、上げ止まる傾向(トレンド)がある安値、高値(始値終値)に接線(ライン)を引くとトレンドラインを引くことができます。

トレーディングビューやSBIのトレーディングツールはマグネット機能があり比較的ラインを引きやすいのでおすすめです。

また上記トレンドラインの中でも下げ止まる傾向がある線(赤い線)をサポートライン上げ止まる傾向がある線(青い線)をレジスタンスラインといいます。

 

上記トレンドラインはわざわざ線を引かずとも見えるので人に見せるとき以外はチャート上に書かないことをおすすめします(チャートが汚くなって見にくくなる)

トレンドラインには下記特徴があり、基本的にはエントリーポイントよりもエグジットポイントとして利用するほうが有益です。

  • 多くのトレーダーが意識する線となるため、株価に作用する可能性が高い
  • トレンドを検出するためには最低でも2つの山/谷が必要であり、トレンド検出に時間がかかる(乗り遅れるリスクがある)

エントリーポイントとして利用する場合はトレンドが終了するタイミング(ブレイクポイント)で使用するのが有益であると思います。

また上記チャートにはありませんが、サポートラインがレジスタンスラインに変わるタイミング(レジサポ転換)もエントリータイミングとして一般的になります。

 

まとめると

  • トレンドラインはエグジットポイント(利確、損切)として活用する
  • トレンドラインをブレイクする場合はエントリーポイントとして活用する
  • サポートラインをブレイク後に株価が接触した場合はレジスタンスラインになっていると判断する(逆も同じ)

ただしこれだけで勝てるほど相場は甘くないので、次回以降のテクニカル解説も参照してくださいね。

また、ツイッターを見ていると2つ目の山/谷を予測するのにトレンドラインを引いているケースが存在しますが、完全に間違った使用方法なので参考にしないように気を付けましょう。(界王神ラインとか・・・)

テクニカル分析ってなに?

テクニカル分析という言葉を奥様はご存じでしょうか。

これまで私のブログで上げてきた記事では基本的にファンダメンタル分析の考え方や使えるサイトを紹介してまいりましたが、実際の株取引をするうえでテクニカル分析というものも活用することで、勝率を上げることができます。

ファンダメンタル分析とは文字通り基本的な分析のことを指しており、自分が気になった会社(株)がそもそもどういう経営状態でどんな今後の計画・展望を持っているかの現状を把握(分析)し、じゃあこの会社は将来こうなっていくだろうと予測していくものであることに対して、

テクニカル分析とは今の株価は過去の株価に対してどういう値位置にあって、上昇しているのか下降しているのかという現状を把握(分析)し、じゃあ株価はどこまで上昇、下降するかを予測していくものになります。

ざっくりとまとめてしまえばファンダメンタル分析は会社を見るテクニカル分析はチャート(図)を見るということになります。

会社の将来性がどれだけ明るくともすでにそれが株価に反映されていた場合、株価は上昇しませんし、逆に暗い将来を悲観した株価になっていた場合、それほど悪くないねということで株価が上昇を始めるということがあるので、株で利益をあげるためには会社を見て(ファンダメンタル分析)チャートを見る(テクニカル分析)というものが必要になってきます。

また、デイトレ等の短期間トレードで利益を上げたい場合は将来性を評価されてじっくり株価が上昇していく銘柄よりも、値動きが激しい銘柄をチャートの情報から売買するほうが効率が良いので、取引の時間軸次第ではテクニカル分析のみでよいというケースも存在します。

 

次にテクニカル分析を活用してトレードで勝つためにはどうすればよいかですが、それは自分より後に売買してくれる人がいることを確認した上で売買を行うということです。

株式、転売、オークションで売買益を得るためには自分が買った値段よりも高い値段で買い取ってくれる市場参加者の存在が必要不可欠です。

さらに自分の判断が間違っていて思ったより値段が上がらなく損切をしなければいけないことを考えたときにそこで買ってくれる市場参加者の存在が必要不可欠になります。

 

つまり、利益を最大化する・損失を最小化するために市場参加者がどこで売買をするかを理解することがテクニカル分析で達成すべき目標となります。

バフェットコードの使い方

今日は株式投資の便利ツール バフェットコードの使い方を教えようと思います。

これを読めばとりあえず旦那に銘柄コードを送り付けて、買い?という質問をするだけといった、旦那投資信託から抜け出すことができます。

奥様お目通しをよろしくお願いします。

まずはバフェットコードのリンク先が以下です。

https://www.buffett-code.com/

アクセスする端末によって表示は変わりますが、銘柄コードをいれる検索ウインドウだけが表示されるシンプルなGUIです。

上記会社名or銘柄コードで検索と書かれた部分をクリックし、旦那に送りつけようと思っていた銘柄コードを入力し検索ボタンを押してください。

このような画面が表示されたかと思います。

ここで注目すべきは、PERが過度に高くない(30倍未満)、ROEが高い(10%以上)、自己資本比率が高い(20%以上)、配当利回りがそこそこ高い(4%前後)であることを確認します。グロース株の場合は基本的に配当や自己資本比率は低いまたは0なので、ROEが高いことを見ればよいです。

では上記基準を満足しているからこの株を買えばよいかというとそうではないです。

さらに下にスクロールしていくと

このような複数のグラフが出てくるかと思います。

奥様はこのグラフの詳細な意味は知らなくてもいいです。すべてのグラフが右肩あがりであることを確認してください。右肩下がりであれば悪い株と判断してください。

 

「あなた分かったわ。この株は完全に良い株ね。買うわ」なんて声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。

確かにこの会社の業績は良いですし、株価も適正価格であると思います。

けれども実は似たような業績の会社や同じような仕事をしている会社(同セクターという)でさらに株価が安いところがあるとは思いませんか?

そこでさらにバフェットコードを下にスクロールしていきます。

すると同セクターの企業のPER、時価総額を比較できる一覧が出てきます。

この一覧から今見ている株よりもお買い得な株がないかを探します。

最も数値が優れている部分に赤丸を付けました。

上記を見ると、4021 日産化学は自己資本比率が高く資金調達難での倒産リスクが低く、ROEも高いのでお金を稼ぐのがうまい企業であると言えそうです。一方でそれはすでに市場に十分認知されておりPERは19.5倍と稲畑産業の2倍以上の値となっております。今から買うのはうまみが少なそうに見えますね。

7485 岡谷鋼機はPER:4.8倍と稲畑産業よりは若干低いですが、配当利回り稲畑産業の半分程度であるため、長期保有のうまみが少なく、またROEも6.8%程度と稲畑産業よりもお金を稼ぐのが上手ではないように見えます。

このようにひとつひとつの銘柄を比較していくと今買いたいと思ってる銘柄が株式市場の中でどのような位置づけにいるのかということを理解していくことができます。

本例でいくと、長期的に持つタイプの銘柄ではあるが自己資本比率が低下してきているため、資金調達に難がないかを見る必要があります。

キャッシュフロー等を見て確認していくことが本来は大切ですが、忙しい奥様はそんなことをしている暇はないと思います。

そこで簡単に確認する方法として取引先の銀行を見ておくことをおすすめします。

お使いのトレーディングアプリ等で四季報情報を見ていただくと取引先銀行情報があるので、その中に少なくとも1社以上メガバンクが入っていることを確認しましょう。

稲畑産業はみずほ、三井住友、三菱UFJメガバンクが3社も入っていますので、まず問題ないと判断できます。

 

最後に業界全体の株価動向を探るために上記類似企業の中で最も時価総額の大きな会社のチャートを見ておきます。

長期的には上昇トレンドで押し目をつけていることがわかります。

短期的には75日線で反落し上昇に失敗した後であることがわかります。

 

ここから化学セクターは短期的な急騰は発生しないだろう(想定)

全体市場が急落した場合は下がる(長期トレンドが崩れる)可能性がある(想定)とネガティブに考えられます。

一方で株価は押し目を付けていてここから緩やかに上昇する可能性がある(想定)とポジティブに考えられます。

 

→化学セクターの上昇は緩やか=急いで買う必要はない。1単元ずつ買っていけばいい

 

一方で稲畑産業のチャート自体はというと日経平均の急落に巻き込まれ下げている最中となり、中期線の抵抗により上値が抑えられる展開となっています。

直近買った人の損切ラインが2600円下にあることを考えると、2550円あたりに1枚指値注文を入れて放置するという戦略をとるのがよいと考えることができます。

 

奥様これでご理解いただけますでしょうか?

 

不明点はコメントのほうまでよろしくお願いします。

初めてのデイトレード

基本的に株式投資は中長期で行うものが私の信条であり、

世の中全体の景況感や各企業の事業性、収益性を見て半年以上は持ち続けられる会社の株を買うべきと考えています。

ですが、株価は毎日、毎秒上下動しているため、短い取引で利益を上げるということも当然出来るわけです。

ここではデイトレードで勝つための方法をいくつか紹介していこうと思います。

デイトレードで勝つためには一日に複数回の取引をしなければまず勝てません。

また空売りが使えなければ、下落時に利益を取る方法がなく、利益を上げるチャンスが半分になります。

よってまずは信用講座を開く必要があります。

信用取引を行う際はドキドキするほど大きなロットを張らない(一銘柄を大量に持たない)ようにしてください。

一撃退場になりかねません。

  • 地合を意識する

前日のダウが下げていれば、日本株はまず下がります。(ダウ指数は世界経済と思って良い)

そんなときに買いポジだけで勝負するのは愚かです。買いポジ:売りポジ=1:2にするなど地合に応じたポジション比率を考えると負ける確率が下がります。

【テスタ】格言!負けなければおのずと勝ちになる【切り抜き】 - YouTube

一日の出来高が殆どない=ほぼ売買が行われていないような銘柄は、ほとんど値動きがありません。また自分が買った(売った)としても売る(買う)のに時間がかかってしまいます。(成行取引をすると自分の売買で損する価格に到達してしまう)

ゆえにデイトレをするときは一日の出来高が10万株程度はある銘柄を選ぶと良いです。

値動きのほとんどない株でデイトレをしてもほとんど勝てません。

ボラティリティー│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券